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機械知能?生体工学コースの奥村貴史教授らが日本ホスピタリティ?マネジメント学会「第32回全国大会」において奨励賞を受賞

 8月24日(土)、東海大学品川キャンパスで開催された、日本ホスピタリティ?マネジメント学会「第32回全国大会」において、機械知能?生体工学コースの奥村貴史教授と京都府立大学の伊藤敦教授の論文「地域医療情報連携ネットワークの広報と患者登録-広報の改善はネットワーク事業の成長に貢献するか?-」が、奨励賞を共同受賞しました。

 奨励賞は、ホスピタリティ?マネジメントに関する学術的研究や実践的活動を行っている新進気鋭の研究者?実務者に対し、その努力と精進に旺盛な研究意欲を高揚させることを目的として、また志を持つ会員を奨励するため、学会誌「HOSPITALITY」に過去2年以内に掲載された論文を勘案し、本学会の正会員から奨励賞にふさわしい人材を選考委員会で数名選考し、理事会の承認を得て贈賞するものです。

 本論文では、2000年以降、全国に構築されてきた地域医療情報連携ネットワークの運営において、利用患者の拡大に関わる広報状況の分析を行い、事業の住民認知に直結している広報の度合いが患者の登録に繋がっていないという逆説的な状況を詳細な計量分析から明らかにしました。登録患者数の拡大はネットワークの持続的な運営に不可欠であることからも、その拡大に向けた課題の解明は、今後、これらネットワークの発展にとって大きな助けとなることが期待されます。

[受賞論文]

伊藤 敦, 奥村 貴史, 地域医療情報連携ネットワークの広報と患者登録-広報の改善はネットワーク事業の成長に貢献するか?-, HOSPITALITY:日本ホスピタリティ?マネジメント学会誌, 2024, 34巻?,pp.19-28.

https://doi.org/10.1093/bbb/zbad083

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