川村みどり副学長が道民向けセミナー「次世代半導体とほっかいどうの未来 in 北見」に登壇しました
9月18日(水)、本学多目的講義室において、「次世代半導体とは」、「半導体の将来とは」、「ほっかいどう半導体でどうなる」をテーマとした道民向けセミナー「次世代半導体とほっかいどうの未来 in 北見」(主催:北海道経済部産業振興局 次世代半導体戦略室)が開催されました。
冒頭、北海道経済部産業振興局次世代半導体戦略室長の青山大介氏による「北海道半導体?デジタル関連産業振興ビジョンと道の取組」と題したあいさつがあり、Rapidus株式会社代表取締役専務執行役員オペレーション本部長の清水敦男氏が「次世代半導体プロジェクトについて」と題した講演が行われました。
続いて、本学の川村みどり副学長?応用化学系教授(専門分野:薄膜材料工学)が「半導体と私たちの暮らし」について講演を行い、無人機による測量や画像分析を使った野菜の選別などに人工知能(AI)を活用する第1次産業の現場を紹介し、「スマート化が6次産業化への発展を後押しする」と解説しました。
また、ラピダスの進出によって道内で学ぶ理系学生が増加すれば、道内で活躍する人材を輩出する将来が期待されるとして、本学としても世界のものづくりを支える人材育成の一助を担っていきたいと語りました。
最後に、東京エレクトロン株式会社New Space C&F コア技術開発担当GM 兼 Innovation X Lab.部長の早川崇氏による「半導体の今と北海道への期待」と題した講演が行われました。
講演終了後には活発な質疑応答があり、次世代半導体のプロジェクトをはじめ、半導体が私たちの未来をどのように変えていくのかについて、理解を深める機会となりました。
北海道経済部産業振興局の青山氏によるあいさつ | Rapidus(株)の清水氏による講演の様子 |
本学の川村副学長による講演の様子 | 東京エレクトロン(株)の早川氏による講演の様子 |