機械電気系の岡﨑文保准教授が2023年度触媒学会「功績賞」を受賞
3月18日(月)、横浜国立大学で開催された一般社団法人触媒学会主催「第133回触媒討論会」において、機械電気系の岡﨑文保准教授(地域循環共生研究推進センター)が、2023年度触媒学会「功績賞」を受賞しました。
本賞は、触媒科学および本学会の発展に著しく貢献した者に授与するものです。(各賞受賞者一覧はこちら)
岡﨑准教授は、アルミナ系触媒による炭化水素を用いたNO選択還元反応に関して、アルミナに含まれる不純物の影響を詳細に検討し、脱硝触媒の開発に大きな指針を与えてきました。さらに、脱炭素社会の実現に向けて重要な反応である二酸化炭素を排出しないメタン直接改質反応を用いて、多様なメタン資源から水素を製造する方法を確立し、この分野を強く牽引してきました。
また、学会活動においては、北海道支部担当理事をはじめ、各種委員会の幹事?委員を歴任し、29年間にわたって触媒学会の運営?発展に多大な貢献をしてきました。
これらが「アルミナ系触媒によるNO選択還元反応およびメタン直接改質反応に関する研究ならひ?に学会活動における貢献」として評価され、今回の受賞に至りました。
受賞した岡﨑准教授(右) | 功績賞の楯 |