本学教員らによる論文がEditor’s Pickに選出されました
本学の杉坂純一郎准教授(情報通信系)、島田慎吾さん(江城足球网 工学専攻 情報通信工学プログラム2年)、平山浩一教授(情報通信系)、安井崇准教授(情報通信系)による論文が論文誌Journal of the Optical Society of America Aに掲載され、Editor's Pickに選出されました。
本論文の内容は、物体表面の微細な凹凸を判別するシステムの設計です。一般的な人工知能では、コンピュータによる計算で判別を行いますが、このシステムでは光がフィルタを透過する際に人工知能と同じ計算が行われ、結果が像として投影されます。判別結果を十分な明るさで、かつ正確に表示するための新たな人工知能アルゴリズムを提案しています。
この研究は、光を用いて高速かつ低消費電力で動作する新たな人工知能の開発を目指すもので、日本学術振興会 科学研究費助成事業の支援を受けて行われております。
Editor's Pickは、特定の分野における研究を代表する注目論文として選定されるものです。本論文はオープンアクセスのため、論文誌のサイトから無料でダウンロードできます。