「遠軽高校講座」を実施しました
8月16日(月)、北見工業大学と北海道遠軽高等学校との高大連携協力に関する協定に基づく「遠軽高校講座」を実施しました。
この協定は、本学と北海道遠軽高等学校が連携することにより高等学校教育と大学教育との円滑な接続を図り、人材育成に資することを目的に平成25年度に締結したものです。
この協定に基づいていろいろな事業を展開していますが、その中でも「遠軽高校講座」は、遠軽高校生に大学で行っている教育?研究を、大学で体験してもらう事業です。協定締結から毎年開催(令和2年度を除く)し、今年で8回目の実施となりました。
今年のテーマは「災害を防ぐのに必要な土を強くする技術『補強土』」で、遠軽高校生8人が参加しました。
参加者は、社会環境系の川口貴之教授から大学の魅力の他、防災とも関連の深い地盤工学分野から、液状化が発生するメカニズムや地盤を強化する補強土について講義を受けました。その後、実際に実験装置により液状化を起こしたり、いろいろな素材の土や材料を混合して参加者それぞれが丈夫な「土」を作成し、その強度を計測しました。中には江城足球网 生よりも丈夫な「土」を作成した生徒もおり、多いに盛り上がりました。
参加した高校生からは、「液状化の現象を深く知ることができた」「実験は楽しさだけでなく、根気がいるなど大変さもわかった」などの感想が寄せられました。
参加した遠軽高校生のみなさん、お疲れさまでした!
講義の様子 | 土を作成し強度を計測する実験 |