本学初の「令和元年度 北海道科学技術奨励賞」、 ダブル受賞(星野教授、川尻准教授)
この度、「令和元年度 北海道科学技術賞及び北海道科学技術奨励賞」において、機械電気系?オホーツク農林水産工学連携推進センターの星野洋平教授と社会環境系?地域と歩む防災研究センターの川尻峻三准教授の2名が、本学として初めてにして同時に北海道科学技術奨励賞を受賞しました。
北海道科学技術奨励賞は、北海道を主な拠点として、本道の発展に寄与することが期待される科学技術上の発明、研究を行い、今後の活躍が期待される45歳未満の若手研究者に、知事表彰として贈られるものです。
星野教授の功績は「北海道農業の労働力不足の打開に向けた先進技術導入による高効率農業機械の研究?開発」。
労働力不足が問題となっている北海道の農業に着目し、カボチャの自動皮むきロボットの開発や、(公財)北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)のご協力のもと農薬散布を行うブームスプレーヤ用の回転型除振装置を開発し、農業機械の開発によって農作業の効率化や自動化に貢献した点が評価されました。
川尻准教授の功績は「河川増水による橋台背面盛土の侵食?流出機構の解明と北海道に適した対策工法の開発」。
北海道で近年問題となっている豪雨災害による橋台背面盛土の侵食とそれに伴う道路陥没に着目し、地盤工学や河川工学、橋梁工学の教員?学生と分野横断的な体制を築き、河川増水による橋台背面盛土の侵食される領域を解明し、鉄製かご及び補強材で構成される簡易で安価かつ北海道に適した対策工法の開発が評価されました。
星野教授(左) 川尻准教授(右)
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