地域未来デザイン工学科 杉坂純一郎助教らが電子情報通信学会で論文賞を受賞
この度、地域未来デザイン工学科の杉坂純一郎助教、安井崇准教授、平山浩一教授の論文が、2017年1月号で発表された電子情報通信学会の英文論文誌(IEICE Transactions on Electronics C)で論文賞を受賞しました。本賞は2016年10月から2017年9月までの1年間に電子情報通信学会の和文?英文論文誌で発表された約1500編の論文の中から12編が選定され、贈呈される賞です。
受賞した論文の内容は、不規則な凹凸のある表面に光や電波を照射したとき、それがどのように散乱されるかを正確にシミュレーションするものです。新しい計算方法を提案し、これまで計算不可能であった大面積の物体からの散乱波を容易に計算できるようになりました(特許権を取得済み)。エレクトロニクス?フォトニクス各分野の様々な計測技術や、次世代の素子の開発に貢献できる研究成果として評価されました。
受賞論文の詳細な情報は以下の通りです。
J. Sugisaka, T. Yasui, and K. Hirayama, "Efficient Analysis of Diffraction Grating with 10000 Random Grooves by Difference-Field Boundary Element Method," IEICE Trans. Electron., vol. 100-C pp. 27-36 (2017).
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受賞された杉坂助教 賞状と論文賞牌
[企画総務課 2021/09/07 更新]