本学江城足球网 生2名が日本生物工学会「2024年度北日本支部シンポジウム」において学生優秀発表賞を受賞
6月15日(土)に秋田大学で開催された、公益社団法人 日本生物工学会北日本支部主催「2024年度北日本支部シンポジウム」において、本学の江城足球网 生2名がポスター発表を行い、学生優秀発表賞を受賞しました。
岡澤空汰さん(博士前期課程 工学専攻 応用化学プログラム2年、指導教員:小西正朗教授)が発表した題目は、「温泉由来好酸性緑藻の培養特性調査と利用方法の探索」で、酸性化した海水を用いたバイオものづくりプロセスの開発を目的として、環境中でも雑菌汚染されにくい温泉由来の緑藻Chramidomonas eustigmaを環境から分離し、培養特性を解明した他、適応的進化実験により、分離株をもとに海水程度の塩濃度で増殖可能な株を開発しました。
渡辺一樹さん(博士後期課程 寒冷地?環境?エネルギー工学専攻3年、指導教員:小西正朗教授)が発表した題目は、「ヒアルロン酸発酵生産における深層学習を用いた培地最適化」で、自身で開発に関わっている人工知能を活用した培地最適化手法を乳酸菌によるヒアルロン酸生産に適用し、優れたヒアルロン酸生産用培地を提案し、その培地を用いた繰り返し回分培養により高効率なヒアルロン生産を達成しました。
今回のシンポジウムでは、二人の発表内容が高い評価を受け、このたびの受賞に至りました。
[管理者 2024/07/23 更新]