吉田孝特任教授が2021年度高分子学会高分子科学功績賞を受賞
この度、吉田孝特任教授が、2021年度高分子学会高分子科学功績賞を受賞しました。
本賞は高分子基礎科学および応用科学の発展のために、多年にわたって顕著な業績を挙げた会員を対象に、その功績に報い高分子科学の普及、啓発、水準の向上に資することを目的に1976年に制定されています。これまで2000年度にはノーベル化学賞を受賞された白川英樹先生、2019年度には同じく吉野彰先生も受賞されている名誉な賞です。
吉田特任教授の受賞理由は「硫酸化糖鎖の立体規則性重合と抗HIV活性メカニズムの解明」であり、無水糖モノマーの開環重合という独特な手法により構造明確な糖鎖を合成し、最新の大型分析装置などを駆使して糖鎖構造と抗ウイルス性との関係、硫酸化糖鎖の抗HIV活性発現メカニズムなどを解明した点が高く評価され、今回の受賞となりました。
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賞状 | メダル |
[企画総務課 2022/06/29 更新]