令和6年度防火?防災訓練を実施しました
このたび、本学が毎年実施している防火?防災訓練を実施しました。本訓練は、9月30日(月)に学生寄宿舎である北苑寮及び北桜寮、10月8日(火)に公園町キャンパスの12号館及び13号館において行われ、両日合わせて約150名の本学学生及び教職員が参加しました。
今回の訓練は、消防法に基づき編成した自衛消防隊を中心に行われ、震度5強の地震が発生したのち、仮想火元から出火したという想定で実施しました。
まずは地震の発生を伝える緊急放送があり、続いて身の回りに負傷者がいないか、建物の破損や火事などが起きていないかを確認するよう全館放送をしました。それを受けて仮想火元となった研究室では、発見者が火事の発生を周囲に知らせながら初期消火を行い、その後避難するという手順で訓練を行い、他の参加者も各自の役割に基づいて消防への通報や避難者の誘導など、それぞれ訓練に当たりました。
また、避難完了後は屋外で消火器及び屋内消火栓の使用方法について、北見地区消防組合及び本学の施設管理室職員から説明を受けて放水訓練等に取り組みました。
訓練終了後、消防組合担当者から講評をいただき、「発見者が第一に大きな声で火事が発生したことを周囲に伝えることは、迅速な避難に繋がるとともに初期消火や通報など発見者一人だけでは対応できないことについても周囲の人たちと協力して対応が可能となるため、非常に重要である」という注意喚起がありました。参加者は今回の訓練を通じて、改めて防火?防災に対する意識を深めました。
[企画総務課 2024/10/21 更新]