社会環境工学科?富山和也助教が土木学会全国大会優秀講演者賞を受賞
このたび、社会環境工学科?富山和也助教が、公益社団法人土木学会 平成28年度全国大会第71回年次学術講演会において優秀講演者賞を受賞しました。この賞は、今後の発展が期待される研究発表を行った若手研究者?技術者に贈られるものです。
本講演会において、富山助教らは独立行政法人日本学術振興会からの助成(科学研究費助成事業 若手研究(B))により実施している「生体疲労計測に基づく時間依存性を考慮した合理的な走行路面評価手法の開発」で得られた研究成果について発表しました。本研究は本学所有の路面評価型ドライビングシミュレータによる走行試験を実施し、路面由来の精神疲労評価における生体情報を活用した心拍変動指標の有効性とその時間依存性について検証しています。
本研究成果は、道路走行時の精神的負担を把握することでドライバの疲労軽減や交通事故低減につながるとともに、道路利用者の視点を取り入れた質的満足度の高い道路整備への貢献が期待されるものです。
発表題目
富山和也、川村 彰:路面由来の精神疲労評価における心拍変動指標の有効性と時間依存性の検証、土木学会第71回年次学術講演会(宮城県仙台市)、5-095,2016年9月
土木学会全国大会優秀講演者賞
[企画総務課 2021/05/19 更新]